2017/05/22

(No.2525): 杯の道 (streetcup顛末記) 其の九


Triumph StreetCup 退院。

Triumph社と協議の末メインハーネスの総取り替えを実施とのこと。メインハーネスとは言うなればオートバイの血管、動脈にあたる部分だ。配線の基幹ケーブルのこと。これを全取り替えした。

担当メカ氏の話によると、Triumph社からはハーネス自体の設計には問題がないとの回答をもらっているという。ハーネス自体の部品の品質、ハーネスの長さが設計通りになっていないものが多いことと、アッセンブリ作業のばらつきが原因。
つまりハーネス自体の長さに数ミリのばらつきがある上、それを取り付ける際に本国作業者によってハーネスを這わせる経路に違いがあってそれで余計にケーブルの長さが足らなくなるということらしい。
実際、新たに納車した2台のStreetCupではそのうち1台が筆者と同じようにハンドルを右に切るとケーブルがパツパツに引っ張られるようになっていたとのこと。

鳴り物入りで登場したStreetCupだけに、なんともお粗末な失態。初期不良というにはあまりにも甚大な影響がある。基幹ケーブル周りなので安全に関係する箇所に波及しないとも限らないので完璧に改修して欲しい。

なお入庫ついでにエンジンオイルも交換してもらったが全てサービスでやってもらった。
出庫後はすこぶる快調。
しかしエンジンの熱さは尋常ではない。



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