2012/02/17

(No.1637): 航海日誌(2)


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0386/06/05/E
バモヤ-2 / ハル 記録
07:31

起点修正の後、ゴア類の破片17個を回収。
サプ類の配合を試験する予定。
破片のうち、3個に貴重な有機フェ酸化合物を確認。
先のエッレ塩基と同様に抽出には57時間ほどかかる見込み。



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0386/06/13/T
ルーシナ-4 / バフェッノ 記録
12:45

前回の停泊地グリーゼ581の惑星「g」を出てから
約7ヶ月が過ぎた。ようやく次の停泊地への軌道変更
タイミングが近づいてきた。
が、その前にあと1回、光速航行を実施する予定。
今日はこのあと午後から光速航行の準備として
航行シーケンスの組み上げと、
メソニカ・ブースタモジュールのメンテナンスを実施予定。
メソニカはタキオン照射型なので、タキオン残留量の
調整が必要。
本国では新しい希タキオン放射型が出たらしい。
なお、アーシメント不活性式の重力基盤の調整は明日以降。

座標位置の障害物、タイムカット波、電子陽子風の計測。
時間誤差の影響調査。



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0386/06/20/H
ルーシナ-4 / バフェッノ 記録
08:11

本日、13:04より光速航行を実施する予定。
現在タキオン注入量は68%、規定値まで15%。
光速航行シーケンス座標計算完了。
座標位置の障害物、タイムカット波、電子陽子風の計測。

08:00に全居住区及び第1、第2、第3ラドラ、
スモーンラクーン台地には外出禁止サインを掲示。
治安保安員の配備を指示。



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0386/06/20/H
ルーシナ-4 / ロイ 記録
11:47

タキオン注入量は89%、上限域。
ブリッジ以外は全て封鎖。
全乗組員にアイラットスキルの携帯を指示。
座標位置の障害物の確認完了。
シーケンスの補助入力実施。



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0386/06/20/H
ルーシナ-4 / バフェッノ 記録
12:50

タキオン注入量は97.4%、注入抑止。
レベル1でブースタモジュール始動。
加速開始。
座標位置の障害物の再確認。



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0386/06/20/H
ルーシナ-4 / ロイ 記録
12:54

レベル4でブースタモジュール活性。
光速の53%で推進。
完全光速移行まであと、87ゲール。



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0386/06/20/H
ルーシナ-4 / ロイ 記録
13:01

レベル5でブースタモジュール活性。
光速の90%で推進。
記録保存、ここまで。



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0386/06/20/E
ルーシナ-4 / バフェッノ 記録
19:29-(enk修正時刻+-201.4m)

ブースタモジュール活性率0.3%、タキオン排出停止。
本船周囲306flmに物質塊の影響は確認されず。
光速航行終了を宣言。
全方面へ閉鎖解除の通達。
サービススタッフにマフコロッソ回収を指示。
空間異常と重力変化及びレッソ変換異常の有無の
確認指示。
なお、磁気サイオン原基については以下の通り。
フュール値 0.2jt
ライカウ値 20068mk/p
(全てブリッジ計測)








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